栄光が“中畑清”本を作りました‼ ってどうゆう事? | 同人誌印刷・グッズ制作|株式会社栄光

栄光が“中畑清”本を作りました‼ ってどうゆう事?

2024年11月22日

今年2024年2月、中畑清先輩ご本人から“本を作りたいと”相談があり作成した自主制作本です。
広島カープではなく、巨人軍であり、横浜DeNAであり、広く野球ファンに愛されるキヨシ先輩の本です!

【なぜ!?栄光に】 栄光の代表である岡田が駒澤大学漫画倶楽部在学中に出版社の依頼により同大出身の中畑選手を題材に四コマ単行本を執筆しました。3人の共同執筆で『絶好調デス 中畑くん』を1980年に発刊。この時にご本人の取材をさせて頂き自宅にもお邪魔した関係です。そうです、キッカケの本は『がんばれ!!タブチくん!!』の二番煎じで企画されたものです。

それから時は過ぎ、本年2024年の駒大同窓会広島県支部に来賓出席された際に44年ぶりに再会。中畑;「岡田くんの四コマ漫画を使って、自分を紹介する本を作りたい」、岡田;「漫画だけでは偏るので、どうせなら野球だけでなく人生観も伝わる本にしましょう!」と提案したのが事の始まりです。

福島県矢吹町で9人きょうだいの8番目として生を享け貧しいながらも、きょうだい仲良く育つ。安積商業高校を経て駒澤大学で選手として開花しドラフト指名される。長嶋監督のもと巨人軍時代が始まる。その後、プリンス原辰徳が入団しライバル関係となるが切磋琢磨し14年間の現役生活を終える。

そして巨人軍打撃コーチ時代は新入団の松井秀喜を育て、アテネオリンピック日本代表監督、横浜DeNA初代監督などを歴任。現在は野球解説者およびコメンテータとして野球界と関わり続ける。日本プロ野球選手会の初代会長も務めており野球界に対する想いは人一倍熱い! 今なお“中畑清”を冠したソフトボール大会を福島、宮崎、茨城で開催し長い大会は40回を超える。とにかく熱い男である。

インタビューをもとに生い立ちから現在までを書き起こし、新作の四コマも加え、秘蔵写真、再録マンガも交えたチョット変わった自主制作本になりました。プロアスリートとしての一面よりも、人生観、生き様をお伝えしたい一冊です。キヨシファン、ジャイアンツファン、DeNAファン、すべての野球ファンにおススメです!

作成途中に横浜DeNAが日本一になりそうで、急遽DeNAでのエピソードも追加取材したり、お姉さんに昔の古い写真を探していただいたりで、ツギハギになり本の完成度としては若干劣りますが、「本を作るのってこんなに楽しいの!」と思える手作りの一冊になりました。

先にお詫びしておきたいのは、拙著『絶好調デス 中畑くん』は1979年。『ハラハラくん』は1981-83年が舞台。時代背景を解説していますが、ネタが古く意味不明な四コマと思われる可能性があります。画力もアマチュア時代のものもあるので、どうぞ寛容な心でご覧ください。

レベルの高い、同人誌を普段からたくさん作らせていただいているので、私の昔のマンガは稚拙であることは十分に理解しています。それでも恥を忍んで中畑さんの要望に沿って作らせていただきました。

 

そして、取材の後にはいつも仙川の「ホルモン家族」(息子さんのお店)で御馳走になり温かい気持ちで帰路につきます。楽しい9ヵ月でした。

発 行 日:2024年11月24日
発  行:栄光ブックス
文書構成:岡田 基
新作漫画:芳井かずみ
再録漫画:おかだはじめ
表紙撮影:河城貴宏

B6判 総140ページ(ソフトカバー、巻末にカラー8P収録) 

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